04月18日(木)

姫路市「街と人と暮らしをつなぐ、やさしい佇まいの家」の家づくり

姫路の工務店・自然素材を使った注文住宅のプレスト

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初めてプレストの家をご覧いただいてから約9年、、

先日お引き渡しをさせて頂いた「街と人と暮らしをつなぐ、やさしい佇まいの家」。

完成までの家づくりをご紹介したいと思います。

 

家づくりのはじまり

初めてプレストの家を見学されたのは2015年。

それから月日は流れ、何度か完成見学会に足を運んでくださり、

昨年開催した「街中に佇む2階リビングの木の家」の見学会でプランのご依頼をいただきました。

 

住まい手の思い

プランをするにあたり、まずは住まい手さまの思いをヒアリングします。

・人目を気にせず暮らす

・老後は1階だけで暮らしたい

・メンテナンスの少ない家

・家事動線

・離れの趣味室(趣味道具の収納)

 

設計者の思い

住まい手さまのご要望と、土地を読み、考える。

・通行人の多い南側の道路に面していて通行人が気になる

・だけど暗くて風通しの悪い家にしたくない

・光を取り入れるために南側に高窓を取った

・塀と植栽は通行人の視線を切るために配置

・そうすることによって室内が落ち着いた空間になった

・ハナレをあえて南側に配置し、道路からの目線を切る

・アプローチを長く取りたかった

・道路からすぐ玄関だと気持ちが切り替わらない

・長いアプローチと植栽を眺めながら玄関へ

・将来の寝室となる4.5帖の個室を1階に設ける

・自然素材である「そとん壁」と「素焼き焼杉」でメンテナンス不要とされている外壁にする

・耐久性の高い南米産ハードウッドのデッキ材に深い軒をかける

 

 

「街と人と暮らしをつなぐ、やさしい佇まいの家」となる

ファーストプランをプレゼンし、2回目のプレゼンで住まいの顔となる外観が概ね固まる。

さらに住まい手さまの暮らし方をヒアリングし、両者の思いを重ね合わせること数回、、

そとん壁と素焼き焼杉の白と黒のコントラストが美しく、

暮らしを守りながら街ともそっと繋がる。

「街と人と暮らしをつなぐ、やさしい佇まいの家」が完成しました。

 

完成した住まい

・そとん壁×焼杉素焼き目板貼り

そとん壁の(白)と焼杉素焼きの(黒)のコントラストが目を引く。

 

 

・焼杉素焼き目板貼り

岡山県牛窓にある伝統製法による素焼き板。

炭化した表面が素材感にあふれる。

 

 

・3帖の和室

リビングの横にちょっとあるといい。

オープンだけどしっかりこもり感もある。

 

 

・2階の天井は低くてもいい

普段は寝起きだけ。

だったら歩けるだけの高さでいい。

 

・お気に入りの造作洗面台

シンプルな造作洗面台。

ミナペルホネンの色鮮やかなタイルで彩る。

 

・気密測定

完成の最後は気密測定。

C値=0.67、断熱等級6、UA=0.46

 

お引き渡し

長い年月を経てようやく完成した住まい。

これからご家族みなさんで住まいの経年変化を存分に楽しんでいただき、

住まい手さまの色に染まっていく様子をそっと見守り続けたいと思います。

また1年後、お会いできるのを楽しみにしております。

 


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