月別: 2021年11月

11月29日(月)

姫路市・木製サッシの取付とそとん壁の下準備

姫路の工務店・自然素材を使った注文住宅のプレスト

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木製サッシの取付

9月中旬に上棟した姫路市東部の現場。

しばらくぶりの進捗になりますが、大工工事も随分進んでいます。

こちらの住まいはリビング南側にオリジナルの大きな木製FIX窓と

気密・断熱性に優れた木製サッシのアイランドプロファイルを組み合わせたサッシになります。

向かって右側がアイランドプロファイルの木製引き込みサッシ、

向かって左側の大きな開口がプレストオリジナルのFIX窓。

これからサッシ屋さんがガラスを入れ込みます。

ちなみに以前同じようなオリジナル木製FIX窓のガラスを入れた時、

巨大なガラスを人力で入れ込む様子に驚いたことを昨日のように思い出します。

その時の様子がこちら、、

強力な吸盤を取り付けて屈強な男たちではめ込んでいきます。

約2㎝ほどの厚みがあるペアガラスなので

それはそれはとんでもない重量だそうです。

今の世の中なんでも自動でできてしまう時代ですが

木造住宅の現場においては上棟も含め、まだまだこうして人力で作業する場面も多いです。

人の手をあまり加えず簡単に組み上がる住まいは

工期短縮や材料の安定など良い点もたくさんありますが

個人的にはこうしてたくさんの人の手によって家がつくられていくのは

それだけで温かい住まいになっているようで

さらに愛着が湧く気がします(^^)

 

そとん壁の下準備

外壁のそとん壁を塗るために実はたくさんの下準備が必要だってご存知でしょうか。

まずは下塗りをするために表面が網状になっている波型ラス下地を貼っていきます。

この波型ラス地の施工が完了したら次は下塗りをし、

さらに上塗りをして、最後にそれぞれの仕上げパターンに仕上げていきます。

これを左官屋さんが塗り上げて完成したのがそとん壁の外壁です。

下塗り・上塗りをしたら乾かす日数が必要ですし、

一棟分の外壁を左官屋さんの手で一つ一つ塗り上げていくのもやはり時間を要します。

そとん壁を選ぶとどうしても費用が掛かってしまいますが

それだけの手間となんといっても職人の手仕事である塗壁の風合いは

ほかの外壁では味わえない魅力ではないでしょうか。

ラス下地を貼り終え、これから下塗りへと作業は続きます、、

 

こちらの住まいの記事はこちら

姫路市・上棟しました

 


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11月24日(水)

香寺町にて上棟しました

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秋晴れの上棟

先週末、香寺町にて上棟しました。

プレストから割と近い場所に位置する現場なので

初めて上棟している現場にお邪魔しました。

上棟の日は棟梁だけでなく

応援の大工さんもたくさん来てくださいます。

たくさんいる大工さんたちが

次から次へと確実に組み上げていきます。

朝には土台だけだったのが

夕方上棟式を迎える頃には屋根まで組み上がっているので

それはそれは見ていて圧巻です。

お施主さま自身もマイホームの実感が湧く瞬間かもしれませんね。

 

休憩時の心遣い

プレストでは上棟の日は昼食のお弁当、

10時と15時の休憩の飲み物やお菓子のご用意を

お施主さまにお願いしています。

今回お施主さまがご用意して下さった休憩グッズが

とても素敵だったのでご紹介します。

お菓子や飲み物だけでなくゴミの分別が簡単にできるように

案内付きのゴミ箱もご用意してくださってました。

ちょっとしたことですが

こんな風に工夫していただけると大工さんたちもわかりやすく

分別の手間も省けてとても素晴らしかったです。

日々の仕事もルーティン化して当たり前になってしまっていますが

本当はわかりづらいこともたくさんあるかもしれません。

誰でもわかるようにもっと工夫してみよう!と思わせていただいて

またお時間のないなか細やかなお気遣いに本当に感謝です。

 

上棟現場での打ち合わせ

上棟の作業中は邪魔にならない場所で見守っていますが

大工さんたちが休憩している間に

お施主さまと代表が中に入って図面と確認しながら打ち合わせをしていました。

図面を見て想像していたより広い!とか

思っていた通りの感じだったとか

色々と確認されていました(^ ^)

図面で見るのと実際のサイズ感って人それぞれ違うので

現場で確認作業をするのはとっても大切です。

最後は工事の安全を祈願し、無事に上棟式を終えました。

今回お施主さまご家族の喜ばれている姿を目にすることができ

大切な家づくりに立ち会え、とても嬉しく思います。

これから完成・お引き渡しまでどうぞよろしくお願いいたします。

この度はおめでとうございました。

 


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11月19日(金)

姫路市にて上棟しました

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手上げの上棟

ちらほらと紅葉し始めた10月末、姫路市にて上棟しました。

少し小高い丘に位置しているので平地より空が近く感じます。

今回は2日に分けての手上げの上棟でしたが

スッキリとした秋晴れに恵まれて無事に上棟を終えました。

 

上棟式

上棟2日目にはご家族とご両親も参列された上棟式。

全員で工事の安全を祈願しました。

「小高い丘に佇む、建物一体型駐車場のある木の家」。

外壁は以前初採用して好評だった濃いグレーのそとん壁、

いつもと少し違ったサッシが入っていたり、

床下エアコンや太陽光発電も搭載。

いつも以上に暖かい木の家を目指した住まいです。

お施主さまが新居を楽しみにされるのは当然なのですが

我々つくり手にとっても

ベースは同じでも一邸一邸土地条件も間取りも仕様も違うので

完成はとても楽しみで待ち遠しいものです。

営業・設計・現場監督・広報の立場から

完成した時の思いはそれぞれ違うかもしれませんが

最後は無事に笑顔でお引き渡しできる日を励みに家づくりをしています。

最後になりましたが

改めまして上棟おめでとうございます。

完成、お引き渡しまでどうぞよろしくお願いいたします。

 


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11月2日(火)

明石市にて完成見学会を開催しました

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明石市の完成見学会

先週末に明石市にて完成見学会を開催しました。

 

完成した住まいは

屋根付きガレージの門構えがお客さまを出迎え

旗竿地特有の長いアプローチを抜けると

そとん壁の落ち着いた雰囲気の平屋建てが佇んでいます。

せっかくですので少しご紹介したいと思います。

 

旗竿地に建つ屋根付きガレージのある平屋の家

お子さまが巣立つのももう間もなく、というご家族が

夫婦2人暮らしを想定して計画したのが平屋の住まい。

そとん壁の一条波仕上げは

玄関や寝室の地窓の木格子も相まって

少し和テイストで落ち着いた雰囲気になりますね。

玄関の木格子はデザイン的なことだけでなく

プライベートゾーンの目隠しの役目も担っています。

この木格子があることで

通行人から室内が丸見えになることもなく

安心して暮らすことができますね。

淡路バラスの広がるゆったりとした玄関土間の立ち上がりには

そよ風ソーラーの吹き出し口を設けました。

玄関に窓がないためどうしても寒い時期は冷えやすくなってしまいます。

それを防ぐためにそよ風の吹き出し口を設け、

屋根で温められた空気を基礎から排出し

冷んやりしない玄関を実現しました。

また一つ扉を開けると

そこには9.5畳のリビングと半独立型のダイニングキッチンが広がります。

リビングの大きな開口には

プレストでお馴染みのオーダーサイズの全開口になる引き込みサッシを採用。

大きな開口部の先にはデッキを設けるこ

さらに空間を広く見せる効果や開放感があり

とても気に入ってくださる方も多くオススメです。

お子さまも楽しくて思わず舞っちゃいますね(^ ^)♪

その反面開口部が大きいとどうしても冷気を取り込みやすくなり

プラスしてこちらはアルミサッシになるので

断熱効果の高い障子を取り付けて断熱を高めています。

ダイニング側の掃き出し窓も障子になります。

デザイン的にも大人の落ち着いた雰囲気になりますね。

またテレビの前にはゴロンと寝転がれるように置き畳を敷いています。

これがフローリングでラグや絨毯を敷くとなると

洗濯をしたり天日干ししたり、夏と冬とで種類を入れ替えたりと

ちょっとした手間と収納の場所が必要になりますが

畳だとその必要もなく掃除機もかけやすいですね。

そういった点でもスタッフ間でとても好評でした!

 

なんとなく独立した空間のダイニングキッチン

リビングの背後に庭側にぽこっと出た場所に位置する

造作キッチンとダイニング。

ダイニングは少しコンパクトめのこじんまりとしたちょうど良いサイズ感。

そしてこちらのダイニング掃き出し窓にも障子をつくり付け、

障子を開けると目線の先には

奥さまのご希望で植えられたオレンジ色の花を咲かせた

香り高い金木犀が覗いています。

キッチンはプレストオリジナルの造作キッチン。

一般的に『Ⅱ型』と呼ばれるタイプでコンロとシンクが向かい合わせになっています。

作業するスペースが広く、収納もたくさん取ることができます。

デメリットは濡れたものをコンロへ運ぶ際に水が床に垂れやすい点と

身体の向きを替える動作が多いことでしょうか、、

キッチンの直角に配置するパントリーには

冷蔵庫をはじめとしたキッチン家電が収納でき

3枚扉になっているので閉めると生活感を無くした

スッキリとしたキッチンになります。

そしてなんといってもシンクに立った時の景色が素敵でした!

シンク正面に設けたFIX窓から庭の木々がチラッと見え

だけど玄関の木格子のおかげで外部から室内はほぼ見えない。

プライベートな空間を守りつつ美しい景色は確保する。

いつもと違った感じの素敵なダイニングキッチンに仕上げっていました。

リビングとも少し空間が切れていて目線に入りづらく

ダイニングで読書をする人、リビングでテレビを見る人、

一室にいてもそれぞれの空間を持てるというのは

思いのほか良いんじゃないかなと思いました。

どちらかが個室にこもってしまうと

それはそれでなんだか少し寂しい気もしますし

程よい距離感を保てる感じがとても良かったです。

 

落ち着きのある勾配天井の寝室

勾配天井に杉板貼りをした少し天井の低い寝室。

勾配がわかる写真がなくてわかりづらいですが

窓の方へ向かって天井が低くなっています。

壁は左官屋さんの手で塗り上げた

温かみのある湯布珪藻土で仕上げ

地窓には障子、外部には木格子が施されています。

陽の光が差し込むと格子の影がとても美しく

まるでホテルの一室に宿泊しているみたいな空間。

収納も設けず、ベッドとドレッサーのみのスッキリとした寝室となりました。

こちらも落ち着きのある雰囲気に大変好評でした。

 

玄関引き戸とタイルデッキ

一条波仕上げのそとん壁の落ち着いた雰囲気にふさわしい

ユダ木工の木製引き戸の玄関戸。

最近は引き戸の玄関をご希望される方がとても多いです。

木格子とも洗い出しの土間との相性も良く、

庭に植えたイロハモミジの風情も相まって素敵な玄関になりました。

そして今回施工したタイルデッキ。

いつものサンデッキと組み合わせることで

デッキを腰掛けがわりに使い

タイルデッキではバーベキューを楽しむことができます。

食べこぼしをしたりしても気兼ねなく洗い流せますし、

小さなお子さまがいる家庭ではプール遊びを楽しめたり、

水に強いタイルデッキのいいところですね。

 

理想的な大人の平屋

今回プレストでも久しぶりの平屋の住まいでしたが

総じて感じたことは「理想的な大人の平屋」。

和風すぎず、だけど落ち着いていて、

広すぎないけど手狭じゃない、

そよ風ソーラーで室内も快適でちょうど良い収納量を確保。

これからご夫婦で暮らすにちょうどいいサイズ感で

可能ならば将来こんな平屋で暮らしてみたいなと

思わせてくれた住まいでした。

最後になりましたが、

2日間ご好意でお貸しいただいたお施主さま

また遠方にも関わらずご来場いただいた皆さまも

ありがとうございました。

間もなく施主検査をしてお引き渡しとなります。


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